西武鉄道株式会社は、2023年7月1日以降に購入する特急券で特急料金を値上げすると発表しました。短~中距離では100円の値上げにとどまりますが、長距離では190円と結構な値上げ幅となります。

西武鉄道は、2023年7月1日以降に発売される特急券について、100円から190円の値上げを実施すると発表しました。改定対象となるのはS-TRAINを除くすべての列車です。

改定幅は、60kmまでの区間は現行料金から100円の値上げとなりますが、61km以上の区間においては190円の値上げとなっています。

値上げ幅が大きくなる61km以上は池袋から横瀬・西武秩父の区間のみとなり、西武秩父線の収益の補填に使うような意図も感じられます。それ以外の区間は100円の値上げに収まる見込みです。

また、拝島ライナーでも100円の値上げが実施されますが、東急・地下鉄から運行されるS-TRAINに関しては据え置きとされます。
さらに、今回の改定において事前に特急券を購入せずに特急列車・拝島ライナーに乗車した際の「車内加算料金」が設定され、200円が追加で徴収されるようになります。改定後の料金が適用されるのは2023年7月1日以降に購入した場合となり、7月以降の特急券であっても2023年6月30日までに購入した場合は現行料金で購入が可能です。
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