JR九州は、株主向けに発行している株主優待券を、2023年3月権利分からの変更を発表しました。
JR九州では1単元(100株)以上を持つ株主に対し、片道の行程が半額となる株主優待券を年一回発行していますが、今回1日乗車券への変更が発表されました。
変更の対象となるのは2023年3月末権利分からとなり、2023年6月末頃に新しい優待券が発送されます。
新たな優待券では、特急・新幹線などに乗車する際には別途料金券が必要となりますが、駅の窓口に行かなくてもネット予約などで事前に座席を確保できるため、旅行などでの利便性は向上しそうです。
しかし、今までのように九州一周の乗車券・特急券を半額にするなどの周遊がしにくくなることから、一部の人からは「改悪だ」との声も上がっています。
ぐるっと回る行程では使いにくくなるものの、日帰りで往復したりするのには便利になると思われるので、一長一短な変更です。
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人により印象が変わる今回の変更ですが、特急券を追加すれば乗れる1日券としては重宝しそうです。
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