30年ぶりの「中古の中古じゃない」電車が登場! 銚子電鉄が南海2200系を導入へ

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銚子電鉄は、自社車両として新たに南海電鉄で使用されていた2200系を導入すると発表しました。銚子電鉄が導入する車両として、中古の中古じゃない車両は30年ぶりとなります。

銚子電鉄の外川駅
新規で導入される予定の南海2200系
(画像元:銚子電鉄のニュースリリースより)

銚子電鉄は千葉県の銚子駅から外川駅を結ぶ全長6.4kmの路線。創業から100年という歴史のある企業ですが、ギリギリの経営を行っていることでも有名な鉄道会社です。

そんな銚子電鉄では、京王電鉄から伊予鉄道に移った車両が走っていたりと、「中古の中古」が導入されることが多かったのですが、今回南海電鉄から「中古」の車両として2200系を導入します。中古車両の導入は30年ぶり。

南海2200系は22000系車両として高野線向けに登場した後に、ワンマン化を経て南海の各支線で運行されてきた車両。当初は600Vでの運行実績もあったことから銚子電鉄での運行も可能になったのかもしれません。

なお南海2200系の導入時期は未定ですが、現在運行中の「2000形 デハ2001-クハ2501」が2023年度中に引退することが予告されており、引退と同時期に導入されると思われます。

参考リンク

“なんかいい”ちょうしに!新車両として、南海電気鉄道の2200系車両を譲受しました。 銚子電気鉄道株式会社

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